チケットを購入して鉄道でクラクフへ
クラクフへは、日本でいう東京から京都へ移動という感じ。
京都と同じ古都で、戦争で破壊されたワルシャワと対照的に旧市街がそのまま残されているということで非常に人気のある観光スポットだそうです。
駅には自動改札がないので窓口で買わなきゃならないのですが、何という列車を買えばいいのか…と悩んだのでインフォメーションで尋ねるも英語がいまいちなのか、窓口で買えと言われるだけでした。とほほ。
窓口が5つくらいあるのですが、かなりの行列です。
壁の時刻表で適当な時刻の列車を見つけて窓口まで来てみると、担当のおばさんは英語が通じない!オーマイガー!
一切の会話が出来ずに行列に並び直すはめに。
次は英語出来る人のところだといいな…心細くなります。
念のためガイドブックで単語を調べて、メモに翌日、特別席、禁煙、大人、1名、などと書いておきました。
並んで次に当たったのが、何と偶然にも同じ英語のできないおばさんの窓口!オーマイガー!
でもメモがあったので見せてなんとか無事チケットをゲット。
ちなみに特別席往復で1万4000円ほどでした。
今度は、チケットに何と書いてあるかわかりません…。
とりあえず電光掲示板を見てホームを調べたのですが、直前でホームが変わるなど中々困らせてくれます。
そして、何番車両に乗ればいいのかも分かりません。
チケットですから色々と数字が書いてあるのですが、よくよく見てもどれが車両番号か分からないのです。
適当に乗るしかないので、乗るだけ乗ってみました。
すると6人くらいのコンパートメントが並んでいます。
どこの箱かわからないので、英語が話せる客を見つけてチケットを見せるも「この数字を見るんだ。あっちだと思う」程度。
結局車両の端まで行ってもその数字のシートがなかったため、あきらめて端のコンパートメントに入って座ることに。
向かいに一人おじさんが居るだけで空いていました。
違うシートに座っていて怒られないかな…と心配していましたが、検札が来ても何も言われませんでした。
サービスでドリンクとお菓子がもらえました。
3時間少々、駅で購入したハムを挟んだバゲットと水を飲みながら、ひたすら景色を見ていました。
スーツケースを持っていたのでトイレに立つのが怖かったですね。
盗難が心配だったので。
結局なんとかトイレに行かずに済みましたが。
クラクフのバルバカンをホテルから臨む。
この町も城壁で囲まれています。
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